agiiflyhttps://agiifly-techlog.comSun, 26 Mar 2023 11:06:24 +0000jahourly1https://agiifly-techlog.com/wp-content/uploads/2023/01/cropped-a-32x32.pngagiiflyhttps://agiifly-techlog.com3232 【ITエンジニアも必要!】採用に繋がるポートフォリオの作り方https://agiifly-techlog.com/how_to_make_portfolio/https://agiifly-techlog.com/how_to_make_portfolio/#respondSun, 26 Mar 2023 03:51:26 +0000https://agiifly-techlog.com/?p=298

こんにちは。フリーランスITエンジニア2年目のアジです。転職活動や案件獲得の際に必要になるのが ここでITエンジニアとして「ポートフォリオを作るかどうか」悩むことがあると思います。 デザイナーであれば、自分の成果物として ... ]]>

こんにちは。フリーランスITエンジニア2年目のアジです。転職活動や案件獲得の際に必要になるのが

  • 履歴書
  • スキルシート
  • ポートフォリオ

ここでITエンジニアとして「ポートフォリオを作るかどうか」悩むことがあると思います。

デザイナーであれば、自分の成果物として見せるものが視覚的にわかりやすいので作成することが多いと思いますが、バックエンドエンジニアやインフラエンジニア、データサイエンティストなどのITエンジニアの場合、目に見えるものが成果物ではないためどんなポートフォリオを作るべきか悩みますよね。

私自身もフリーランスになりたてのころはITエンジニアとして「スキルシート」や「GitHub」では物足りないのか、別にサイトを作った方がいいのかかなり悩みましたが、wordpressで自作ポートフォリオを作りましたこれが非エンジニアの採用担当者に評判が良く、実際に案件獲得するのに役立っています。

この記事では、ITエンジニア向けに「ポートフォリオの作成方法」「ポートフォリオが必要な理由」について解説していきます。フリーランスだけどまだポートフォリオを作っていないITエンジニアの方は、この記事を読んで採用に繋がるポートフォリオの作成方法がわかります!

この記事を読んで分かること
  • 採用に繋がるポートフォリオの作成方法
  • ITエンジニアにポートフォリオが必要な理由
  • ポートフォリオを作成するメリット

ポートフォリオの基本

ポートフォリオとはIT業界では「自分の実績・能力・作品をまとめたもの」を指します。ポートフォリオは、自分自身をアピールするための「自己紹介資料」の1つです。特に、ポートフォリオに最低限入れておきたい内容は以下の5つです。

  • 自己紹介
  • スキル
  • 参画プロジェクト詳細
  • 公開できる自分の作品
  • その他アピールできる資格等

自己紹介

記載すべき事項は名前、最終学校の専攻、現在会社員かフリーランスかなど基本的なことで大丈夫です。基本的にインターネットで一般公開するものなので住所やメールアドレスなど個人的なことは載せないようにしましょう。あくまで履歴書は別に提出するので名前も本名を載せるのが抵抗がある場合はTwitterの名前などでも大丈夫です。

また年齢を載せてもいいですが、あとで更新する手間がかかることを留意しておきましょう。日本の会社の場合年齢を気にして採用をしているケースも多いですが「2020年大学卒」くらいに記載しておいた方が無難です。

スキル

一般的にスキルシートに記載するものを記述します。つまりポートフォリオをつくればスキルシートを別途用意する必要はありません。

履歴書ではないので、スキルについては自分の職種、ITエンジニアとしてのスキルを記載します。今自分が持っているスキルについて具体的なイメージがつくように記載しましょう。具体的には「技術名」「経験年数」「レベル感」です。

Go5年開発をリードできる 後輩に指導できるレベル
Python1年メンバーとして基本的な開発ができる

こういった書き方をしましょう。5年の経験でもスクラッチで開発は難しいのか、人に教えられるレベルなのか、人によってスキル感は様々なのでレベル感を書くことでイメージがつきやすくなります。ここから採用担当者は実際に参画したときにどのレベルの仕事ができるのかを測ることができるのでなるべく詳細に、非エンジニアにもイメージがつくように「レベル感」を記載するとよりポートフォリオが洗練されます

これまでの参画したプロジェクト詳細

時系列でこれまで参画したプロジェクトについて記載しましょう。

  • 2020/1~2021/8
  • 運送会社の在庫管理システム 
  • 開発チーム PM1名 開発者5名
  • GoのバックエンドエンジニアとしてAPI開発に従事
  • 開発内容の詳細

自分が今持っているスキルが一番反映されたプロジェクトになるので最新のプロジェクトが上に来るように記載します。ここでは以下の内容がわかるように記載しましょう。

  • チーム開発での課題解決方法
  • チームでどんな立ち位置で仕事をしていたか
  • 技術によって解決できた課題
  • お客様にどんな価値を提供できたか

ここでも採用担当者が、採用した場合どんな働きを期待できる人物か、今のチームメンバーといい仕事ができそうかがイメージしやすいように記載することがポイントです。

公開できる自分の作品

さて、これまでの内容であればExeclなどで作成したスキルシートでも記述できる内容です。ポートフォリオをわざわざ作るのはExcelのスキルシートでは分かりにくい「視覚的にアピールできる」自分の技術を盛り込むのが目的です。

インターネットに公開済みの自作アプリ

デザイン専門ではないITエンジニアの場合、自作アプリのリンクを記載するのが王道です。アプリはなんでもいいですが、

  • 簡単なTODOリスト
  • 株価を表示するなど外部APIを用いたアプリ
  • 文章を入力するとカテゴライズするアプリ

など、自分の興味のあるアプリを1つ作ってクラウドやレンタルサーバーにデプロイしてネットに公開する方法です。ここでポイントですが簡単なTODOアプリなんて誰でも作れるから公開しても意味がない、と思わないでください。

  • 基本的なフロント画面の作成
  • 基本的なAPIの作成
  • 本番環境へのデプロイ

というエンジニアとして最低限必要なことが一人でできる、ということがわかります。アプリ自体の難易度や専門的な技術が使われているかどうかは大きな問題ではありません。ただアプリの中のどこか1つに自分の得意分野を盛り込んでみましょう。

  • クリーンアーキテクチャを採用する
  • アトミックデザインを採用する
  • Infrastructure as code (IaC) でインフラを作る

などです。GitHubでソースも公開することで「こだわりをもって」「意味のある」開発ができるということをアピールできます。

その他アピールできる資格等

ITエンジニアとしてアピールできる資格・認定などあれば記載しましょう。例えば応用情報技術者、AWS、オラクル、プログラミング言語の資格などです。資格によっては認定書などが確認できるリンクがあるので貼っておきましょう。

その他にもTOEICなど外国語の資格などがあれば記載しましょう。オフショアエンジニアとのコミュニケーション、英語ドキュメントに抵抗がないなどのアピールになります。

ポートフォリオの作成方法3つ

どんなポートフォリオサイトにしたいかアイデアが浮かんだら、そのポートフォリオを実際に作成して公開する準備をしましょう。

ポートフォリオを公開することで、自分自身や自分の作品を企業やクライアントにアピールできますよ。

以下にポートフォリオの作成方法を3つ紹介するので、ぜひ参考にしてみましょう。

RESUME(レジュメ)

RESUMEは、自分のスキルや経験、作品やプロジェクトなどをまとめたポートフォリオを簡単に作成し、オンライン上で公開することができるサービスです。ポートフォリオ作成に必要なコーディング知識は不要で、Webに詳しくない人でも簡単にデザインして、かっこいい自己紹介サイトを作れますよ。

RESUME(レジュメ)の特徴

RESUMEは、以下のサービスを全て無料で利用することができます。

サイトの特徴内容
Skills自分のスキル・レベルをアイコンで表現でき、視覚的にも簡明。
Experience取り組んできた成果や経歴を時系列で表示。
WritingWebライティングなどの案件に取り組んだ実績、オリジナルのブログ記事などの掲載が可能。
Socials & LinksTwitterやInstagramなどの各SNSへのリンクの設置。
※ポートフォリオサイト以外でも自分自身をアピール。
Works作成したポートフォリオのサムネイルを一覧表示。
※カテゴリ別で分けることや一部の人だけに限定公開することも可能。

紙の履歴書は記載する情報に限界があるため、自分の魅力を十分に表現することは難しいですが、RESUMEはあなた自身のポテンシャルを最大限に引き出すための強力なツールとなります。

ポートフォリオの公開設定も簡単に変更できるため、非公開にしておきたい作品やプロジェクトも選択できます。

自由度が非常に高く、うまく活用することで自分自身をより魅力的にアピールすることができますよ。

また、SNSの要素もあり、他の人が作ったポートフォリオを検索してページを閲覧できるため、共に頑張る仲間を作れたり、他の人の良いと思った部分を取り入れたりすることで、より高品質のサイトに仕上がっていくでしょう。

気になった方はぜひ公式サイトを覗いてみてください。

foriio(フォリオ)

foriioは、TwitterやInstagramなどをはじめとしたSNSのリンクを1つのURLにまとめることができます。複数のSNSを運用している人の中には、リンクの数が多くなりがちで、どのリンクをどう伝えたらいいのか困ることはないでしょうか。

foriioを利用することで、複数のSNSリンクを1箇所にスッキリとまとめられ、誰もが見やすいと感じるポートフォリオページを作成できるでしょう。また、イラストやMV、CMなどの制作物も掲載できるため「クリエイター向けのポートフォリオ」としても利用されています。

foriio(フォリオ)の特徴

➀国内最大級のクリエイター数・登録ジャンル数

foriioには、数多くのジャンルに属する多様なクリエイターが登録しており、その数は国内最大級です。

2023年1月時点で、クリエイターの累計登録者は80,000名を超え、さらなるポートフォリオサービスへと成長するために、国内外問わず人材を募集し、バイリンガルなチームを創設しています。

また、幅広いジャンルのクリエイターたちが交流できるプラットフォームであり、写真や動画、デザイン、ライティングなど、様々な分野のクリエイターが作品を登録していますよ。

➁依頼者とクリエイターのマッチングが簡単

foriioでは、自分のリンクまとめページや自分の作品を載せる「制作ノート」の記載ができ、クリエイターとクリエイターを求めているクライアントがマッチングすることで、やり取りすることもできます。

foriio上で直接やり取りできるため、案件がスムーズに進められることに加え、クライアントから前払いでforiioが報酬を預かる仕組みとなっていることから、金銭トラブルの心配もなく利用できます。

やり取りが効率化することでコミュニケーションコストが減り、案件に集中できることで高評価にも繋がるので、さらなる案件が紹介される可能性もあるでしょう。

③クリエイターの作品や実績を事前に閲覧可能

foriioでは、クリエイターが制作した過去の作品や実績を、案件発注前に確認することができます。これにより、制作依頼前にクリエイターの能力などを把握することができるため、依頼主とクリエイターのミスマッチが減少し、互いにスムーズな制作・やり取りへと繋がるでしょう。

foriioは基本的に無料で使えますが、有料プラン「Pro」(年間プラン980円/月、月額プラン1.200円/月)に登録することで、より多くの機能を利用することができますよ。以下にそれぞれのプランの特徴を示しているので参考にしてみましょう。

無料プラン有料プラン ※無料プランの内容全て含む
作品の投稿数が無制限独自ドメイン(1年無料)
アクセス解析詳細なアクセス解析
作品・クリエイターのお気に入り登録5つ作品・クリエイターのお気に入り登録が無制限
PDFダウンロード(作品のシェアが容易に)
パスワードロック

foriioは、作品の追加・ポートフォリオの共有が簡単で、あらゆるITエンジニアにとって必要不可欠なポートフォリオを30秒もあれば作成できてしまうサービスです。

自分の作品をいかに簡単に更新・管理できるかを重視しており、スマートフォンでも見やすい表示に変換されるため、クライアントにとってもストレスなく、あなたの作品を閲覧できます。

また、制作の背景や想いを伝える「制作ノート」などのポートフォリオを充実させる機能もあるため、活用することで、より多くの仕事の依頼を受けることにも繋がるでしょう。

foriioなら、今すぐにでも自分のポートフォリオページを作成することができますよ。

WordPress(ワードプレス)

WordPressは、ポートフォリオサイトの構築に最適なツールの1つです。

多数のテーマやプラグインが用意されており、デザインや機能のカスタマイズが容易に行えます。ポートフォリオサイトを作成する場合、自分自身のスキルや作品を効果的に紹介するために、ビジュアル面だけでなく、コンテンツの見せ方も重要になります。

さらに、WordPressはSEO対策にも優れており、自分のポートフォリオサイトをより魅力的にアピールするための最適な環境を提供しています。また、WordPressは無料で扱えるテーマも多いことから、コスト面でも手軽に利用できるでしょう。

WordPress(ワードプレス)の特徴

➀カスタマイズ性が高い

WordPressには、数多くのテーマやプラグインが用意されており、ポートフォリオのデザインや機能を簡単にカスタマイズできます。テーマによっては、ドラッグ&ドロップでデザインをカスタマイズできるビジュアルエディターが用意されているものもあり、操作が簡単です。また、HTMLやCSSの知識があれば、より自由度の高いカスタマイズも可能となりますよ。

➁SEOに優れている

WordPressは、SEOに対応したテーマ・プラグインが豊富にあり、サイトの構造やページのタイトルなどを最適化することができます。また、URL設計などを取り入れることで、検索結果で上位表示されやすくなりますよ。

③レスポンシブデザインに対応している

WordPressのテーマを使用すると、スマートフォンでも見やすく、使いやすいレイアウトで表示されるため、ユーザーがストレスなく閲覧することができます。

以下、紹介するWordPressのテーマは、画像をメインとして掲載できるおすすめテーマとなっていますので、ITエンジニアの方はぜひ参考にしてみましょう。

テーマ名料金(税込)内容日本語対応
Gridzone無料画面上部に簡単な自己紹介を表示可能
SNSアカウントへのリンク設置
なし
Fukasawa無料写真のクリックで記事を閲覧可能
SEOに強い
なし
Miyazaki無料豊かなデザイン性
細かなカスタマイズが可能
なし
NUMERO24,800円自由に設計できるウィジェット
手順通りに進めるだけで美しいサイトを構築
あり
PORTFOLIO7,590円カスタマイズが簡単
SEOに強い
あり
ポートフォリオサイトを構築したい人向けのWordPressテーマ

ポートフォリオを作るためのWordPressの無料テーマは、日本語に対応しているテーマが少ないです。

もし、海外のテーマに抵抗がある場合は、日本語の有料テーマを購入することもできますが、ポートフォリオサイトは、機能性よりも見た目やデザインが重要であるため、海外のテーマでも慣れれば十分扱えるようになります。

ITエンジニアの場合、自分のプログラミング能力を示すために、自作のソースコードや開発したアプリケーションなどをポートフォリオとしてまとめたページを作成すると良いでしょう。

WordPressを用いたポートフォリオは、自己PRや転職活動で有効なツールとなりますよ。

以上、紹介した3つのポートフォリオサイトの作成方法を参考にして、自分に合ったやり方を見つけていきましょう。

ITエンジニアにポートフォリオが必要な理由【3つ】


ITエンジニアは、単に論理的思考力やプログラミングのスキルだけでなく、多くの優秀なITエンジニアが転職市場にいることから、求職者としての差別化が求められます。

そのため転職活動では、ポートフォリオが重要な役割を果たすことになり、以下の理由から、ITエンジニアにとってポートフォリオが必要不可欠であると言えます。

自分のスキルのアピール

ITエンジニアとして、自分自身のスキルや培ってきた経験をどれだけアピールできるかが鍵となります。

ポートフォリオには、自分が作成したプログラムやコード、参加したプロジェクトの実績などを記載でき、これらを整理して公開することで外部へアピールできるでしょう。

転職活動での必要性

ITエンジニアとして転職する際には、ポートフォリオが必要不可欠と言っても過言ではありません。企業は、個々が培ってきた独自のスキルや経験を証明できるポートフォリオを持つエンジニアを求めています。

また、面接時にポートフォリオを見せることで、能力や実績を説明することができ、採用担当者に自分の強みを分かりやすくアピールすることができます。

GitHubなどのソースコード管理ツールに自分が作成したプログラムやコードを公開することも、転職活動において有利に働くでしょう。

独立開業する際の信頼材料

独立開業する場合にも、ポートフォリオは非常に有効です。個人で作成したプログラムやアプリケーション、実績をポートフォリオにまとめておくことで、貴重なアピール材料となります。また、ポートフォリオがあると、フリーランスとしての信頼性を高めることにも繋がります。

フリーランスとして活動する場合には、ポートフォリオを通じて、自分がどの分野に強いのか、どういう実績を持っているのか、一目で分かるようにまとめておくと便利ですよ。

ポートフォリオを作るメリット【5つ】

ポートフォリオを作成することで、ITエンジニアにどのようなメリットをもたらすのでしょうか?

以下に、ポートフォリオを作成する5つのメリットを紹介するので、参考にしてみましょう。

自己表現やアピールの機会になる

ポートフォリオは、自分自身や自分の作品、スキルをアピールするためのツールであり、自分の強みやアイデア、これからのビジョンを明確に表現することができます。

これによって、転職活動中のITエンジニア、クリエイター、フリーランスエンジニアなど、様々な人たちの自己表現の機会にもなるでしょう。

スキルや経験を可視化できる

ポートフォリオは、自分が持っているスキルや経験を可視化するための有効なツールです。自分自身で把握するのはもちろん、他者にもどのようなことに取り組んでいるか、どんな成果を出してきたかを分かりやすく表現することができます。

プロジェクトや仕事の獲得に繋がる

作成したポートフォリオサイトが営業ツールとなり、仕事やプロジェクトの獲得に繋がることがあります。自分のスキルや経験を分かりやすくアピールできるため、企業やクライアントからの信頼を得るための大きな役割を果たすでしょう。

また、作成したポートフォリオが優れたものであれば、それ自体が作品として評価され、多方面から案件が舞い込んでくる可能性もありますね。

転職やキャリアアップのための参考資料になる

自分が作成してきた過去の作品や経歴をまとめているポートフォリオは、転職やキャリアアップのための材料となります。また、自分自身の成長過程やこれまでの経験を振り返ることができ、自己分析や自己評価のためのツールとしても使用できるでしょう。

自己ブランディングの強化ができる

ポートフォリオは、自分をブランディングするためのツールでもあります。過去の作品やスキルをまとめ、外部へアピールすることで自己ブランディングの強化に繋がり、自分自身の価値を明確にできるでしょう。

以上のように、ポートフォリオを作ることで得られるメリットは多岐にわたります。この他にも、自己管理能力の向上やクリエイティブな視点を得られるなど、自己の成長に繋がる重要なツールであることは間違いありません。

まとめ

今回は、ITエンジニアにとって大切なポートフォリオの作成方法について紹介しました。

ポートフォリオは、自分の強みを可視化できるのはもちろん、ITエンジニアの転職活動の際、企業側にとってあなたの能力・経歴を確認する重要な判断材料となります。

「転職活動で自分の実績をアピールしたい人」「ポートフォリオの作成方法を知りたい人」にとって、自分の経歴やスキルを掲載できるポートフォリオ公開サイトは魅力的なサービスです。

紹介した「RESUME(レジュメ)」「foriio(フォリオ)」「WordPress(ワードプレス)」のいずれかを利用することで、ITエンジニアの転職に有利となるポートフォリオサイトを作成することができます。

ポートフォリオの作成方法をマスターし、ITエンジニアとしての転職・キャリアアップを成功させましょう。

ぜひ今回の内容を参考に、積極的にポートフォリオを作成してみてください。

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【現役エンジニアが教える】超実践的!ITエンジニアの勉強方法https://agiifly-techlog.com/tech_study_chip/https://agiifly-techlog.com/tech_study_chip/#respondSat, 18 Mar 2023 02:56:05 +0000https://agiifly-techlog.com/?p=240

こんにちは。フリーランスITエンジニア2年目のアジです。 デジタル技術が急速に普及している昨今、企業や組織をはじめ、個人でもデータ分析、機械学習、人工知能などのIT技術を活用することが必須の時代となってきました。 あらゆ ... ]]>

こんにちは。フリーランスITエンジニア2年目のアジです。

デジタル技術が急速に普及している昨今、企業や組織をはじめ、個人でもデータ分析、機械学習、人工知能などのIT技術を活用することが必須の時代となってきました。

あらゆる情報が日々更新されていく中で、IT技術・スキルを学びたいと考えて、【ITエンジニアを志す未経験の人】や【技術・スキル習得をするための学習法を模索している人】もいることと思います。

  • 未経験・経歴の浅いITエンジニアにおすすめの勉強法はあるか?
  • ITエンジニアとしてのスキルアップするために現役エンジニアはどんな勉強をしているのか

これらの悩み、疑問点を解決するべく、こちらの記事では、ITエンジニアの勉強法について、実際に私や周りのエンジニアが利用している学習プラットフォームやおすすめの書籍をご紹介します。またITエンジニアの学習で大切なこと(モチベーション維持や実践に活かせるか)や不安の解決策もご紹介します。

「確かな」スキルを習得する勉強法を知りたい人やこれからITエンジニアを目指す人は必見の内容です!

この記事を読んで分かること
  • ITエンジニアの勉強におすすめのサイト・書籍
  • ITエンジニアにおける勉強で大切なこと
  • 最新技術にキャッチアップし続けられる?ITエンジニアの不安解決策

①【ITエンジニアの勉強方法】 ~おすすめのサイト~

初めてのプログラミング学習に最適「Progate」

Progateは、プログラミング未経験の方や新しい言語に挑戦したい人におすすめのオンライン学習プラットフォームです。

未経験へのおすすめ度 ITエンジニア未経験者向けのプラットフォームです
手軽さ ブラウザで完結
スキルアップ度合い 超基礎的なことのみなので「まず試したい方」向け
費用 無料アカウントで利用できる範囲は限定的

「Progate」の特徴は以下の通りです。

【サービスの特徴】

⑴手軽に使用できる

Progateはブラウザ上で動作するため、インストール不要で手軽に利用することができます。また、アプリケーションとしても提供されているため、iPhoneやAndroidにインストールして使用することもでき、非常に扱いやすいです。

⑵カリキュラムの充実

Progateには、Webサイト制作に使われるHTMLやCSSをはじめ、JavaScript、Ruby、Pythonなどのプログラミング言語への充実したカリキュラムが揃っています。

プログラミング初心者でも学習しやすいように、わかりやすい日本語の解説や、実際にコードを書いて試しながら学べる仕組みがあります。また、コースは初心者向けの基礎的なものから高度なものまで提供されているため、初心者から上級者まで幅広いレベルに対応しています。

⑶実践的な演習問題

Progateでは、学習した内容について実際に手を動かして演習問題を解くことができるため、プログラミングに必要なスキルを効率よく学ぶことができます。

⑷ゲーム感覚で学べる

Progateは、ゲーム感覚で学習できるように工夫されており、コースをクリアすることでポイントやバッジが獲得でき、達成感をもたらしてくれるため、学習のモチベーションを高めてくれます。

⑸学習の進捗管理ができる

Progateでは「自分がどのコースのどの部分まで進めたのか」学習したコースの履歴が残り、どの程度学習したかが一目で分かるため、学習の進捗管理がしやすいです。

また、進捗状況に合わせて学習したことへのアドバイスの表示や、次に学習すべき内容が提案されるなど、効率的に学習を進められることに加え、モチベーションアップにも繋がります。

【おすすめできる人】

⑴基礎から学びたい初心者・未経験者
⑵応用スキルを盛り込んだ実践スキルを身に着けたい人
⑶教育カリキュラムを検討中の企業や学校関係者

【費用】

Progateでは、以下の2種類のプランに分かれています。

プラン費用概要
無料会員無料プログラミングスキルの基礎を学べる
プラス会員980円(税別)プログラミングの「応用」「実践」を学べる

まずは無料アカウントでOKですが、無料でできる範囲はかなり限定的です。一通り終わったら有料会員に数ヶ月だけなるのがおすすめ。私も1ヶ月だけ有料会員ににあり、その間に集中して有料講座を終えました。

最新のスキルを身に着けるなら「Udemy」

Udemyは動画学習サイトで10万以上のオンラインコースを提供しており、プログラミング、本格的なアプリ作成、クラウドインフラ構築など様々な分野をカバーしているため、自分の学びたい特定の分野・トピックを必ず見つけられます。

未経験へのおすすめ度 未経験でも更なるスキルアップ目的の方にも最適
手軽さ ブラウザで完結
スキルアップ度合い 世界中の現役エンジニアの実践的な技術が学べる
費用 ほとんどの講座は有料だかセール中に買えば~2,000円程度

「Udemy」の特徴は以下の通りです。

【サービスの特徴】

⑴多種多様なトピックとコース

Udemyには、ビジネス、コンピューターサイエンス、言語、デザイン、料理、フィットネスなど、多岐の分野にわたるコースがあるため、自分の興味やニーズに合わせたコースを選ぶことができます。

⑵手軽に学習できる

Udemyは、オンライン学習プラットフォームであるため、自宅や外出先などのあらゆる場所でスマートフォンやタブレット、パソコンから学習ができます。コースの進め方やスケジュールを自分で決めて勉強ペースを設計できるので、忙しい人でも無理のないように学習を進められますよ。

⑶豊富な学習プラン

Udemyのコースには、ビデオレッスン、テキスト、チェックリスト、プレゼンテーションなど、多様な学習リソースが含まれていることから、より効果的に学習することができます。また、実践的な課題や演習を行えるため、理論だけでなく応用かつ実践的なスキルを身に着けられるでしょう。

⑷トレンドや最新技術に対応

Udemyは、常に最新のトレンドや技術に対応しています。ビジネス、ITなどの分野をはじめ、最新のトピックや技術に焦点を当てたコースが数多くあり、日々更新されていく技術に対応するスキルも身に着きます。

⑸資格取得のサポートが充実

Udemyでは、各コースを修了するとオンライン証明書を取得でき、学習成果を証明するものとして職務経歴書や就職活動の際に活用することで、自分のスキルアップやキャリアアップに繋げやすくなるでしょう。

【おすすめできる人】

⑴自分のペースで勉強していきたい人
⑵自分の目的・目標に応じた学習プランを築きたい人
⑶忙しくて時間が確保しにくい人

【費用】

Udemyのコースは、受講したい講座一つ単位で購入します。基本価格は1万円以上と高額な設定がされているので、月に数回行っているセール期間中に購入するようにしましょうたいていの講座は2,000円以内で購入できます。20時間超の講座が2,000円程度で購入できるのはかなりお得です!

以下、ITエンジニア向けの一部コースの料金を掲載したので、参考にしてみてください。

プラン概要動画時間
Web開発入門完全攻略コースWeb開発に必要なHTML5、CSS3、JavaScript、MySQL、Ruby
などのスキルを習得できます。
約26時間
ゼロからわかるWebシステム開発Webアプリケーション、Webフレームワーク、
データベース、LINEボットなどの作成をゼロから学べます。
約24時間
人工知能・機械学習エンジニア養成講座基礎から機械学習の考え方を学び、
一からアルゴリズムをPythonで実装する方法を学びます。
約16時間

30日間の返金保証があることに加えて学習期間の制限がないことから、長期間にわたる学習も可能となり、繁忙期のある方、まとまった時間が取れない方も取り組みやすいコースを提供しています。

最新のスキルについて、オンライン動画を通して学びたい人は、ぜひ「Udemy」を活用してみましょう。

スキルアップに向けた実践問題を学べる「LeetCode」

LeetCodeは、ITエンジニア(プログラマー、ソフトウェアエンジニア)がアルゴリズムやデータ構造を学ぶことで、コーディングのスキルを向上させるためのオンライン学習プラットフォームです。

未経験へのおすすめ度 初学者には難しいので経験者向け
手軽さ ブラウザで完結
スキルアップ度合い 有名企業のテック試験の問題に触れ、アルゴリズムの知識が増える
費用 無料会員のままでも十分な問題に触れられる

「LeetCode」の特徴は以下の通りです。

【サービスの特徴】

⑴豊富な問題数

数千ものアルゴリズムの問題が用意されており、各プログラマーが自分自身のレベルに合った問題を見つけて取り組むことができます。

⑵実際のインタビューに近い問題

多くの企業が採用するアルゴリズムのテストやコーディングの課題が数多く提供されているため、転職採用試験時に受ける実際のインタビューでの緊張感やプレッシャーに慣れることができます。

⑶使用できる言語が豊富

C、C++、Java、Python、Ruby、PHP、JavaScriptなど、様々なプログラミング言語をサポートしていることから、自分の向上させたい・最もコーディングのしやすい言語を使用することができます。

英語による学習やコミュニケーションを通じて、英語力を向上させることができ、グローバルなコミュニティで活躍するためのスキルを磨くことができるでしょう。

【おすすめできる人】

⑴問題を解きながら実践的に学習を進めていきたい人
⑵GAFAなどの大手企業を目指して高度なスキルを身に着けていきたい人
⑶ITエンジニアとして活動していて、さらにコーディング力を身に着けたい人

【費用】

プラン料金概要
無料アカウント無料アルゴリズム・データベース・シェル・設計の基礎を学べます。
プレミアムアカウント$35USD (約3,500円超/月)GAFAなどの大企業のコーディング面接に出題された問題など、高難度の問題まで全てを網羅できます。

LeetCodeは、日本語対応していないのが難点ですが、無料アカウントでも十分な量のコーディング問題に触れることができます。転職やスキルアップも兼ねているのであれば、英語に触れる良い機会と捉えて取り組んでみましょう。

②【ITエンジニアの勉強方法】 ~おすすめの書籍~

ITエンジニアに向けた勉強法の1つとして、書籍での勉強もおすすめしています。

ITエンジニアになるためには、幅広い知識を持ち、実践的なスキルを身につける必要がありますが、書籍はITエンジニアに必要な知識やスキルを効率的に学ぶための手段の1つです。

以下、紹介している2つはITエンジニアの知識や技術を学べる資格となっており、ITに関する用語も学べるため、おすすめしています。

基本情報技術者

基本情報技術者は、コンピュータやネットワークなどに関する基礎的な知識や技術を持つことを証明する資格です。ITエンジニアの教養として必要な知識を習得することで、武器に繋がるだけでなく、資格保有者としての信頼にも繋がるでしょう。

【おすすめの書籍】

令和05年 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室 (情報処理技術者試験)

著者(栢木先生)は、情報処理技術者試験の受験指導・解説に携わってきた豊富な経験を持っていることから、基本情報技術者に関する知識や技能をわかりやすいイラストや図解を交えて解説している書籍も出版しています。

⑴出題傾向に合わせた解説により、重点的に学習すべきポイントの把握がしやすい
⑵実践的内容もカバーされており、実際の業務で役立つ内容も学べる

まずはITスキルの基礎からしっかり固めたい人は、ぜひ1度お試しください。

応用情報技術者

応用情報技術者は、情報処理技術の応用能力や実務能力を有する人材を認定するための資格であり、実務レベルの技術者として活躍する知識を身に着けられます。

【おすすめの書籍】

応用情報技術者 合格教本

応用情報技術者試験に必要な知識や技能を徹底的に解説し、受験生が合格するために必要な情報を提供している書籍です。

⑴試験の全科目を網羅した解説があり、実践的な問題集が用意されている
⑵独学でも学習しやすいように図解が多く、効率的に学習を進められる

最新の試験傾向にも対応している書籍なので、おすすめですよ。

③【ITエンジニアの勉強方法】 ~プログラミングスクール~

ITエンジニアの勉強法として、プログラミングスクールに通うことも1つの手段です。以下にプログラミングスクールを通して勉強するメリット・デメリットについて紹介しますので、参考にしてみてください。

メリット

⑴プロのエンジニアから学ぶことができる

スクールにはプロのエンジニアが多数在籍しており、直接最新のスキルを学べるだけでなく、業界のトレンドや最新の技術動向をいち早く知ることができます。自分で情報収集するよりも迅速に理解することができるため、学習のスピードを加速させることにも繋がるでしょう。

⑵実践的なカリキュラム

実際に仕事の業務で使われる技術を中心とした実践的なカリキュラムが組まれているため、ITエンジニアとして活躍するためのスキルを磨けます。

⑶キャリアアップ支援

プログラミングスクールには就職・転職先との提携がある場合もあり、就職活動のサポートに力を入れていることが多いです。また、就職・転職相談や履歴書の書き方など、就職活動に必要なスキルや知識を学ぶことができるため、就職先やキャリアアップに有利なスキルを身につけることができるでしょう。

デメリット

⑴費用が高い

スクールの相場は約30~60万円と言われており、非常に高額なため、負担が大きくなる可能性があります。

⑵時間的な制約がある

全カリキュラムがオンラインで完結するスクールもありますが、オフラインのスクールの場合、移動時間も含めてまとまった時間の確保が必要であり、通常、数週間から数ヶ月かかる場合があります。短期間コースでも、1日数時間の学習時間が必要になるため、本業や私生活とのバランスが難しい場合があります。

⑶個々に対応しにくい

スクールで一緒に学習を受けるクラスの規模が大きい場合、個人的なフィードバックを受けたり、質問したりする機会が少なくなる場合があります。また、多くの場合、全体的に同じスピードで学ぶことを前提としているため、進行速度に不満を抱くこともあるでしょう。

以上、【ITエンジニアの勉強方法】について、それぞれの人によって向き不向きはあると思いますが、学習のしやすさ・コスト面も含めて、➀と➁で紹介したサイトや書籍を用いた勉強方法がおすすめです。

ITエンジニアの勉強において大切なこと

ただ、そもそも勉強自体が苦手な方や、なかなか継続していくのが難しいと感じて「三日坊主の自分が継続して勉強できるのかな?」「どうすればモチベーションが維持できるか」「自分の勉強の方向性が正しいのか不安…」と抱え込んでいる人もいるのではないでしょうか。

そんな方に向けて、以下に「モチベーションの維持方法」「勉強への不安の解消」について紹介します。実際に私が経験した悩みもご紹介するので参考にしてみてください。

モチベーションの維持方法5つ

ITエンジニアの勉強に取り組む際には、モチベーションの維持が非常に重要です。さっそくモチベーションの維持方法を5つ紹介するので、参考にしてみてください。

➀目標を明確にする

目標を明確に設定して達成することがモチベーションとなります。

「絶対に5月までに転職する」「次の仕事で収入を1.5倍にする」「次のプロジェクトでAWSの仕事をもらえるようにマネージャーにアプローチする」など具体的な目標を持ちましょう。

もし、勉強の途中でモチベーションが下がった場合は、改めて目標を確認することで、自分自身のやりたいこと・目指していたことを見つめ直すことができ、再び気を改めて取り組むことができます。

➁実際に成果物を作る

内容をインプットすることが目的ではありません。勉強したことをアウトプットすることで、自分の成長を実感できることに加え、自分で作成したWebサイトなどを公開することで、周囲からのフィードバックを得ることができ、モチベーションの維持へと繋がります。日々の勉強をTwitterで上げる、ブログを書く、Qiitaやzenなどに投稿するなど身近なことからアウトプットしていきましょう。

③コミュニティに参加する

ITエンジニアのコミュニティに参加することで、他の人がどのように学習しているかなどの情報交換する場を設けることができます。他の人と交流することで、自分の知識やスキルをアップデートし、良い刺激をもらえることでモチベーションの維持にもなるでしょう。コミュニティは

など様々なプラットフォームでエンジニア通しが情報交換をしたりオフ会をしたりしています。誰かと喋りたい、勉強で行き詰まったことを相談したいなど気軽な目的でOKなので積極的に参加してみましょう。

④スキルアップした自分を想像する

うまく勉強が進みスキルアップした自分はどんな生活をしているでしょうか?

  • 今よりも仕事が楽しくなり、周りからも頼られる存在になる
  • 収入があがり生活が楽になった。美味しい食事や旅行など贅沢な時間を過ごす時間が増えた

など、なにか自分にとって良い影響があるから勉強すると思います。そのための努力は必要、今は勉強時間を十分確保しようと前向きに取り組めるようになるはずです。

勉強への不安の解消法

ITエンジニアの勉強をはじめ、勉強していく上で多くの人が必ずと言っていいほど経験するのが「勉強への不安」です。特に、ITエンジニアに初めて挑戦する方や技術的なことが苦手な方は、どうしても不安が募りがちですよね。

しかし、ITエンジニアとしてスキルアップしていくことを考えると、その不安を克服することは非常に大切なことです。以下に、ITエンジニアの勉強において不安を解消するための方法を5つ紹介しているので、ぜひ参考にして不安を取り除きましょう。

1. 「向いていないかも」で自分の向き不向きを判断しよう

学習が難しく挫折することもあると思いますが、それも勉強したからこそ気づけたことです。「自分にはインフラは向いていない」「プログラミングよりも管理職の方が向いているかも?」など気づいたことはそのまま放置せずに、自分とちゃんと向き合うようにしましょう。勉強を始めたからといって何がなんでも続けなくてはいけないわけではありません。向いていないことがわかったらどんどん方向転換していきましょう。

そういうフラットな気持ちで勉強することで心も軽くなりより前向きに勉強に取り組むことができるようになります。

2. 「自分には難しすぎる」で方向性を判断しよう

私自身がそうでしたが、文系出身の遅咲きエンジニアがいきなり「データサイエンス」「AI」などの専門分野に突き進んでしまうと自分の身の丈にあっていないことを痛感して勉強が苦しくなってきます。世の中には理系出身の超天才型な一部のエンジニアがいて、私はいくら頑張ってもその人たちと肩を並べたり競うことはできないんですよね。

そういう場合、WEBアプリ開発に専念したり、AWSなどクラウドサービスを幅広く活用できるなど総合力を鍛えていった方が自分が輝ける場所を見つけやすかったりします。自分に特性があるのか、技量があるのかなど判断しながら、どんどん方向転換していきましょう。

3.「これって役にたつのかな?」実践的な勉強をしよう

プログラミング言語の文法など基礎だけを学習していると、実際に問題を解くことやWebサイトなどの開発をしていないため、実力がついたのか不安に感じることがあります。コードだけかけてもGitやDockerの使い方がわからなければチームで働くことは難しいです。

そのため、実際に手を動かして実践的な勉強やWebサイト制作を行うことで、自分のスキルアップや実力の可視化に繋がり、不安の解消に繋がるでしょう。言語の勉強だけではなく、クラウドを利用してインフラを構築、作ったサイトをデプロイしてインターネットから見れるようにするなど、実際の仕事に活きるような勉強を取り入れてみましょう。

まとめ

今回は、ITエンジニアの勉強法について【おすすめのサイト・書籍】から、ITエンジニアにおける学習で大切なことまで幅広く紹介しました。ITエンジニアとしてスキルを向上させたい方・未経験だけどこれから挑戦したい方、両者問わず、まずは「勉強しようとする意識」が大切です。

「紙ベースの本の方が勉強しやすい」「サイトの方がクラウド上でいつでもできるから楽」など人によって、向き不向きがあるので、自分に合った勉強法を試してみましょう。

どのサイト・書籍も非常におすすめできるものを厳選しておりますので、気になった勉強方法があればぜひチェックしてみて下さい。

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ITエンジニアにおすすめ!稼げる副業4選https://agiifly-techlog.com/it_engineer_sub_work/https://agiifly-techlog.com/it_engineer_sub_work/#respondSat, 11 Mar 2023 09:50:52 +0000https://agiifly-techlog.com/?p=169

こんにちは。フリーランスITエンジニア2年目のアジです。 ITエンジニアとして活動している人は、情報技術全般のスキルや知識を駆使しながら、ネットワーク、ソフトウェアなどにおける開発、システム設計、保守などを担っていること ... ]]>

こんにちは。フリーランスITエンジニア2年目のアジです。

ITエンジニアとして活動している人は、情報技術全般のスキルや知識を駆使しながら、ネットワーク、ソフトウェアなどにおける開発、システム設計、保守などを担っていることと思いますが

・ITエンジニアにおすすめの副業はあるか?
・ITエンジニアの知識を活かせる副業はないか?

このように「別のこともやりたい」「もっと収入を増やしたい」と思っている方はいませんか?

1つの職場のみで働き、そこからの収入だけで生活するには厳しい世の中となっており、複数の企業やクライアントから収入を得られる環境を作っていくことが大切になっています。

それに伴い、よく耳にする言葉が「副業」であり、最近では副業に関する話題がニュースをはじめとした様々なメディアでも紹介されています。

「自分の強みを活かせる副業はあるのか?」「休日の空いた時間でもう少し稼ぎたい」と考えている方は多いと思いますし、副業をするのが当たり前の時代・自分の力で収入を増やす時代になりつつあります。

こちらの記事では、ITエンジニアとして活躍している人におすすめできる副業を紹介しています。


さっそくおすすめの副業をチェックしていきましょう!

この記事を読んでわかること
  • ITエンジニアにおすすめの副業(メリット・デメリット)
  • それぞれの副業の平均単価
  • ITエンジニア未経験から副業で稼ぐ方法

【ITエンジニア必見 おすすめ副業】

ITエンジニアにおすすめかつ人気の副業として、以下の4つをメリットデメリットも含めながら紹介します。

  • Webサイト制作・運営(保守)
  • アプリ・システム開発
  • Webライティング
  • IT技術の講師

Webサイト制作・運営(保守)

Webサイト制作は、新たにサイトを作ることや既存のサイトをリニューアルすることを指し、サイト運営はそれらのサイトを運用・保守することを指します。

制作から運営に至るまで「Webディレクター」「Webデザイナー」「プログラマー」というように、ITエンジニアの職種の中でも得意とする分野が細かく分かれていますので、まずは自分の得意分野にチャレンジすると取り組みやすいと思います。

Web制作の案件を探している方は、クラウドソーシングやフリーランス専門エージェントの「ITプロパートナーズ」を活用してみましょう。リモートワークができるかつ週2日から取り組めます。

メリット

➀副業として始めやすい

ITエンジニアを本業としているのであれば、日頃からシステム開発やWebサイト構築などに携わる機会が他の業種に比べて多いと思います。

専門知識を要する副業であることから、経験者は優遇されるため、案件も獲得しやすいでしょう。

そのため、本業の知識をそのまま活かして、Webサイト制作や運営にあたれるので、空いた時間で効率よく取り組むことができるでしょう。

➁本業との両立がしやすい

先述したように、Webサイト制作や運営を行っている方にとっては、専門分野であることから本業の延長としてWebサイト制作・運営の副業をすることもでき、全く新しい分野に飛び込むよりもやりやすいのではないでしょうか。

また、副業でのクライアントとのやり取りを通して人脈が広がることで、本業に関わる案件でも繋がるようになり、上司からの評価・キャリアアップに繋がりやすくもなるでしょう。

デメリット

➀小さな案件が少ない

サイト制作・運営は、各案件の単価が比較的高いこともあり、単価が高い分の大変さや作業量の多さを気にすると、積極的に多くの案件をこなすのは難しいかもしれません。

大きなリニューアル案件では、デザインの見直しやサイト記事のリライトなど、より多くの作業が必要となるでしょう。

②企業やクライアントの不安定性

Webサイト制作・運営は、企業やクライアントからの注文に依存しているため、案件の数など時期によって不安定な場合があります。

また、制作した納品物やサイト運営に対して、クライアントからの要望にうまく応えられないと、リピートしてもらえない可能性もあり、プレッシャーも感じるでしょう。

アプリ・システム開発

アプリやシステム開発は、企業から案件を受託する場合と自分で開発するパターンがあり、高単価の案件が多いです。クラウドソーシングで案件を探したり、企業に営業メールを送ってみたりするなど案件の取り方も多種多様です。

その分、しっかりとした実務経験が必要になるため、最低でも3年以上はそれぞれの分野で経験を積んでいきましょう。

また、アプリコンペティションに参加して、自分の開発したアプリで賞金を狙い、実績を積むというのも面白いかもしれませんね。

アプリ開発の案件を探している方は、フリーランス専門エージェントの「レバテックフリーランス」を確認してみましょう。こちらもリモートワークができるかつ週2日から取り組めます。

メリット

➀スキルアップ

副業としてアプリ・システム開発を行うことで、業務上の仕事の幅を超えた、より広く多くの経験を積むことができるため、本業でのスキルアップにも繋がります。

②自分のアイディアが実現できる

「こういうアプリを作りたい」「こんなシステムを実装して業務効率化を図りたい」など、自分が考えたアイデアを形にすることができ、自己実現にも繋がることがあります。

デメリット

①知識やスキルの不足

案件に応じた知識やスキルが必要になるため、同じ業種(ITエンジニア)だとしても、本業で取り組んでいる内容と大きく異なる場合には、苦労するかもしれません。そのため、自分の知識やスキルが不足している場合、副業を行うことが難しいことがあります。

②責任やストレス

副業としてアプリ・システム開発を行う場合、自分が作ったものが正常に動かない場合や、納期に遅れが出た場合など、責任やストレスを感じることがあるでしょう。

Webライティング

ITエンジニアとしてWebライティングを行う場合「テクニカルライター」として活躍することができるでしょう。

技術的な専門用語などの文章が飛び交う内容が多いため、高単価で募集していることが多く、ITエンジニアとしての知識やスキルを活かせる場所となっています。

例えば、IT技術系のガイドライン文書の作成、ブログ記事執筆など、様々な形式で案件が展開されているため、幅広い選択肢があります。

Webライティングの案件を探している方は、クラウドソーシングサービス「クラウドワークス」や「ランサーズ」を活用しましょう。

メリット

➀自由な時間にできる

Webライティングは、場所や時間に縛られずにできる仕事です。そのため、自分の空いた時間に仕事をすることができ、本業との両立がしやすいです。

➁知識や興味のある分野に詳しくなれる

ITエンジニアの方は、技術系の専門知識をWebライティングの案件に活かすことができます。

その他にも様々なジャンルや分野に関する記事を書くことができるため、自分が興味を持っている分野にも視野を広げ、専門知識と掛け合わせると高単価に繋がりやすいです。

様々な案件に取り組んで、各分野に詳しいオールラウンダーになりましょう。

デメリット

➀オリジナリティ・クオリティの維持

Webライティングは、どの分野においてもオリジナリティのある記事であり、高品質なクオリティを提供することが求められます。しかし、他のライターと同じジャンルについて書かなければならない場合もあるため、オリジナリティを維持することが難しいことがあります。

専門知識を組み合わせることで、個々のオリジナリティをより引き出せるでしょう。

➁納期がある

Webライティングは、企業やクライアントの技術的な要望に加え「〇日までに提出してほしい」という期限が決められることがほとんどです。

隙間時間に取り組むことができる点では非常に良いですが、納期を意識しながら副業で行うと考えると、品質の維持と納期に対するプレッシャーを感じることがあるかもしれません。

IT技術の講師

ITエンジニアとしてのスキルや知識を活かし、プログラミングやシステム開発などの技術を教える講師として、オンライン講座やオフライン講座など、様々な形式で講師をすることができます。

企業の人材育成研修の講師としてエンジニアスキル講座を開催するというパターンも考えられますね。

また、IT技術の講師の案件を探している方は「ココナラ」などのマッチングサイトに登録して受講希望者とマッチングできる状態にプロフィールなどを作成しておくことが大切です。

塾講師と同等のイメージですので、1コマ〇円や時給〇円という報酬になりますので、気になる方はぜひアクセスしてみましょう。

メリット

➀社会的な貢献に携われる

これから就職・スキルアップをしたい人の直接的な支援ができるため、

「IT技術を教える」→「質の高い人材育成を提供」→「キャリアアップへ繋げる」

という形で、就職支援をはじめとした、これからの時代に欠かせないIT技術の普及もでき、社会に良い影響を与えていくでしょう。

➁知識レベルの向上

講師として、最新の技術やトレンドを学びながら、それを伝えることで自分自身の知識やスキルを高めることができます。

また、教えた内容に対する相手からの質問や疑問に答えることで、知識の理解度を深めることもできるため、本業へのキャリアアップにも繋がるでしょう。

デメリット

➀資料作成などに時間がかかる

講師として教えるためには、毎回の授業に向けた準備や教材作成に時間がかかる可能性があるでしょう。

特に、初めて講師をする・新しい分野を教える場合などには、詳しい知識や資料の収集などが必要になるため、想像以上の時間を要することが考えられます。

➁受講者の習熟度に応じた対処が必要

受講者の知識レベルは各々違い、必ずしも同等ではないため、理解度にも差が生じます。同じ部分に何度も躓く人・どんどん知りたいことを質問してくる人など多種多様です。

そのため、それぞれの習熟度に合わせて対応する必要性があり、ストレスに繋がることもあるでしょう。

【ITエンジニアが行う副業の平均単価】

次に、先述した副業について、ITエンジニアとして働いている人が副業を行う際の平均単価について紹介していきます。

職種単価事例
Webサイト制作100,000~300,000円/本サイト全体のデザイン設計
コーディング等含む
Webサイト運営・保守10,000~20,000円/月ドメイン、サーバーの管理
CMSのバージョンアップなど
アプリ開発新規開発300,000円~/本
追加開発10,000~50,000円/本
企業からの受託開発
既存アプリの機能追加など
システム開発400,000~1,000,000円/本従業員の勤怠管理システム
顧客管理システム作成など
Webライティング1~3円/文字技術的ツール、プログラミング
に関する記事執筆など
IT技術の講師10,000~20,000円/時パソコンスクールの講師
エンジニアスキル講座など

どの職種においても、ITエンジニアとしてスキルを持ち合わせているといずれも高単価であり、副収入として考えると非常に夢がありますよね。

実際に、企業やクライアントに応募・単価交渉する場合には、

●あなたの強み
●企業側があなたに頼むメリット
●実績やスキルの提示

などもしっかり伝えると、案件の獲得率は向上するでしょう。

また、副業での実績(ポートフォリオ)がないと、高単価な案件を受けられない場合もあるため、まずは実績作りとして、少々単価が低くてもどんどんチャレンジすると、単価アップ・スキルアップに繋がりますよ。

【ITエンジニアが副業を行うメリット・デメリット】

メリット

ITエンジニアとしての知識やスキルが生かせる

本業を通して培ってきた経験値、知識を活かした副業を行うことで、よりスムーズに高品質な商品をクライアントへ提供できるでしょう。

また、本業では扱ったことのないWebサイトの種類や難易度の高い仕事でも、知識を掛け合わせたり、改めて勉強したりすることで、新たなスキルアップに繋がっていきます。

収入の増加

副業に取り組むうえで、1番に求めているのが収入のアップではないでしょうか。

技術的スキルを提供できるITエンジニアは、比較的高単価の案件の募集が多いため、収入アップの可能性が非常に高いです。

デメリット

プライベートの時間が削られる

副業には時間や精神力を使うことになるため、本業の仕事の疲れを癒す時間の確保が難しくなります。本業に影響が出ないよう、少しずつ案件などに取り組んでいくとよいでしょう。

本業との両立が難しい

本業が忙しいと、副業で請けていたWebサイト制作などに十分な時間を割くことができなくなる恐れもあり、品質低下やクライアントとの連絡がおろそかになる可能性も出てきます。

副業として取り組んでいくのであれば、両立できるように時間管理能力も身に着けていく必要もあるでしょう。

【ITエンジニア未経験からでも副業で稼いでいく方法】

ITエンジニアは、IoT技術の発展やDX事業の拡大、クラウドサービスが充実していく中で今後ますます需要が高まる業種と言われています。

ちなみに、厚生労働省が公表しているITエンジニアの平均年収は約550万円であり、IT業界全体での平均が約450万円なので秀でており「ITエンジニアになりたい」「ITエンジニアのような副業にチャレンジしたい」という方もいるのではないでしょうか。

そこで、ITエンジニア未経験からでも副業で稼いでいく方法として、以下の順序※で取り組むと、安定かつ高単価の案件を獲得しやすくなるでしょう。
※実務経験を含む案件を考えない場合

IT業界のスクールに通い、スキルを磨く

ITスキルや知識を学べるスクールに通うことで、経験豊富な専門の講師により、基礎から応用まで深く理解することができます。

初心者・経験者問わず、プログラミングや最新技術の基本的な考え方や手順を学ぶことで、独学で学ぶよりも早く、スキルアップできることでしょう。

ITエンジニアのスクールとしておすすめなのは、プログラミングスクール「DMM WEBCANP」です。厚労省認定のスクールであり、最短12週間のカリキュラムにより、スキルを習得していくことができますので、気になる方はチェックしてみましょう。

副業案件に応募して実績を積んでいく

クラウドソーシングサービス「クラウドワークス」や「ランサーズ」、フリーランス専門エージェントの「レバテックフリーランス」や「ITプロパートナーズ」を活用して、スクールで学んだスキルや知識を実践していきましょう。

最初は誰しもが不安に感じますが、実際に取り組むことで企業やクライアントからフィードバックをもらえ、スキルアップに繋がるだけでなく、実績を積むことで副業におけるポートフォリオを構築できるため、積極的に案件獲得に向けて応募していきましょう。

また、「実務経験を含んだ副業案件に取り組んでいきたい」「副業で高単価の案件をこなしたい」という方は、IT業界に転職して実務経験を積む過程を踏むと、より多くの案件に応募・受注できるようになるでしょう。

まとめ

今回は、ITエンジニアにおすすめの副業について紹介しました。

ITエンジニアの強みを活かせば、ITスキルをはじめ、様々な副業にチャレンジすることが可能です。

新しく取り組む副業の案件などの慣れていない仕事にも、ITエンジニアを通して得た豊富な知識やスキル、問題解決能力を掛け合わせることで、自信を持って取り組んでいけるでしょう。

ITエンジニアの方で「副業するか迷っている」「やってみたいけどできるか不安」という方もいるかもしれませんが、いざ挑戦してみると試行錯誤しながらもこなせてしまうものです♪

今回の記事を参考に、気になる副業には積極的にチャレンジして、仕事・活動の幅を広げていきましょう!

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【現役エンジニアおすすめ】ITエンジニア向けフリーランス専門エージェントhttps://agiifly-techlog.com/freerance_agent/https://agiifly-techlog.com/freerance_agent/#respondSun, 26 Feb 2023 08:12:36 +0000https://agiifly-techlog.com/?p=124

こんにちは。フリーランスITエンジニア2年目のアジです。 「フリーランスになると自分で営業して案件をとらないといけない」「営業が苦手な人は会社員のままのほうがいい」フリーランスについてこんなことが言われることもありますが ... ]]>

こんにちは。フリーランスITエンジニア2年目のアジです。

「フリーランスになると自分で営業して案件をとらないといけない」「営業が苦手な人は会社員のままのほうがいい」フリーランスについてこんなことが言われることもありますが、これは大きな勘違いです。

今はフリーランスITエンジニア専門のエージェントがあり、開発案件はエージェント経由で面談ができ、エンジニアはただエージェントに登録してそこから気に入った案件を紹介してもらえばいいだけです。自分のスキルに合って希望単価を満たしてくれるような案件を紹介してくれます。

エージェントを活用して仕事が取れるのであれば独立するハードルがかなり下がりますよね。

この記事では、フリーのITエンジニアが活用したいフリーランスエージェントを徹底比較し、おすすめのエージェントのみを厳選してご紹介します。実際に私が利用したエージェントの感想も書いています。記事後半にはエージェント選び・案件選びの注意点も解説しますので、是非最後までご覧ください。

この記事を読んでわかること
  • フリーのITエンジニアに特化したエージェント
  • 週5案件・週2~3の副業案件別のおすすめエージェント
  • エージェントを利用した感想・手数料など
  • エージェント選びの注意点

【現役エンジニアおすすめ】ITエンジニア向けフリーランス専門エージェント

週5日フルコミット案件がメインのエージェント3選

geechs job| 迷ったらここ!エンジニアからの信頼度ピカイチ

geechs job(ギークスジョブ)

運営会社ギークス株式会社
案件数
平均年収約820万円
手数料非公開
対象地域関東圏・ 関西圏 ・ 愛知 ・ 福岡・リモート
メリット・面談・フォロー体制が丁寧
・エンド直請けの高単価案件が豊富
・福利厚生サービス「フリノベ」で健康診断・各種割引が受けられる
・税金セミナー・勉強会も豊富
デメリット・週2~3の副業案件はあまりない
・手数料は非公表

これからフリーランスになるならまずは登録しておきたいのがギークスジョブ。サポートが丁寧で登録後の面談時に細かくスキルセット・希望案件詳細を伝えて案件を紹介してもらうことができます。エンド直請けの高単価案件が豊富なので、同じ案件でも別のエージェントより高い報酬が出ていたという話も多いです。

手数料は非公開ですが、提示される単価はちゃんと相場通り。エンド直請けの案件が多いので余計なマージンが取られずその分フリーランスに還元されるので高単価になりやすいです。実際に、稼働しているエンジニアの85%が年収840万円といわれています。

あじ
あじ

実際に私がフリーになってまず登録したのがギークス。私の周りのフリーエンジニアの評判もダントツに高いです。高単価ながら手数料が高くないこと、案件の豊富さ、面談の丁寧さなど総合的な評価が高く、安心して利用できるサービスです。

面談が丁寧なこと、エンジニアに寄り添うようなサポート体制がとても好感です。一方ギークスは週5日程度のフルコミット案件がメインなので、副業案件の場合紹介ができないこともあります。メインの案件用のエージェントとして利用するといいでしょう

ポイント
  • 高単価案件が豊富
  • 案件・単価・手数料など総合的なエンジニアからの評判がピカイチ
  • メイン案件のエージェントとしての利用がおすすめ

Midworks|正社員並の福利厚生・安心感が欲しい方に

Midworks

運営会社株式会社Branding Engineer
案件数
平均年収約860万円
手数料案件ごとに共有
対象地域関東圏・関西圏・リモート
メリット・福利厚生が充実している(会計ソフトの無料利用など)
・ブランク期間の給与保障がある
・エンド直請けの高単価案件が豊富
デメリット・週2~3の副業案件はあまりない
・地方案件は少ない

Midworks 給与保障や必要経費(勉強代や交通費)の支援など、正社員並みの福利厚生が特徴のフリーランス専門エージェント。フリーランス協会に加入できたり、専門家への税務・法務相談も可能になります。とくに注目なのが案件が途切れてしまった際の給与保障制度(審査あり)。急な契約解除にも安心して生活を送ることができます。

またMidworksの利用者は、クラウド会計ソフトfreeeの個人事業主向けスタンダードプランまたは弥生会計のベーシックプランを無料で利用する事ができます。年間15,000円ほどの会計ソフト費用を節約できるのは大きいですね。

充実の福利厚生に加え、案件の紹介・面談時も手厚いサポートがあり、独立直後のフリーランスでも安心して仕事を探すことができます。もちろん案件自体も豊富で様々なスキルセットのエンジニアが活用しています。福利厚生が充実している分、副業案件ではなくメイン案件のエージェントとして利用するのがおすすめです。

ポイント
  • 正社員並みの福利厚生
  • 給与保障制度(審査)がありブランク期間があっても安心
  • 独立直後の初心者フリーランスの最初のエージェントとしておすすめ

レバテックフリーランス|圧倒的な知名度と案件数

レバテックフリーランス

運営会社レバテック株式会社
案件数
平均年収約860万円
手数料案件ごとに教えてくれる
対象地域関東圏・ 関西圏 ・ 愛知 ・ 福岡・リモート
メリット・圧倒的な案件数・利用者数
・エンド直請けの高単価案件が豊富
・参画後のサポートが充実
・手数料を教えてくれるなど透明性が高い
デメリット・手数料が割高なことも
・週2~3の副業案件はあまりない

利用者数・知名度とも業界No1のフリーランス専門エージェント。週3〜5日の案件が豊富で、平均年収は約860万円と業界最高水準。自分に合った案件を探すためにも、取り扱い案件数はエージェント選びで最も大切にしたいポイントです。「専門性の高いスキルをもっている」「駆け出し期間を抜けたばかり」「スタートアップから大手まで幅広く探したい」といった様々な状況のエンジニアに合う案件が見つかるでしょう

あじ
あじ

私も含め周りのフリーエンジニアが必ずといっていいほど利用したことがあるレバテック。ギークスと同じくまずは登録しておきたいエージェントの1つです。一方私の知人からはサポート体制が不十分だったという声も。きちんと自分からも意見を言うようにして担当者とのコミュニケーションをとっていきましょう。

レバテックフリーランスではテクニカルカウンセラーとフォロワーの2人でサポートをしてくれます。テクニカルカウンセラーは案件を紹介や商談の日程や条件の調整をし、フォロワーは業務の疑問点やメンタル面のサポートをしてくれる担当者です。次の案件まで見据えて担当者に相談できるのは嬉しいですね。

ポイント
  • フリーエンジニア専門エージェントとして知名度No1
  • エンド直請け高単価案件が豊富で平均年収が高い
  • メイン案件のエージェントとしての利用がおすすめ

週2~3の副業案件の取り扱いが豊富なエージェント2選

Findyフリーランス| スタートアップに特化・副業案件も豊富

Findyフリーランス

運営会社ファインディ株式会社
案件数
手数料非公開
対象地域首都圏・リモート
メリット・スタートアップ案件に特化
・週2~3の案件が豊富
・フルリモート案件が豊富
デメリット・案件数はあまり多くない
・週2~3案件は競争率が高い

最近広告も多く人気の「Findy」、正社員の転職サービス以外にフリーランスに特化したエージェントサービスもあります。Findyの特徴としてはGithubアカウントを連携させて技術スコアをAIを使い採点するサービスがあります。自分の市場価値がどのくらいなのかを可視化することができるので、フリーのエンジニアなら一度は利用したいサービスです。


Findy フリーランスはフルリモート・週2~3の案件が豊富なので、メイン案件にプラスする副業案件としての利用価値が非常に高いです。もちろん週5のフルコミット案件も多数あります。ただしフルリモート・週2~3の案件は競争率が非常に高いので、いい案件があればすぐに挑戦できるように自ら情報をキャッチしていく姿勢がポイントになってきます。

あじ
あじ

私が副業案件を探すのに利用したのがFindy。週2~3の案件をたくさん紹介していただきました。ただし、やはり競争率も高く、週2~3といえど平日日中できる人のみ、週5で来れる人が優先など、案件獲得まではいきませんでした。担当者の質はとても高く、業界の裏話・現実的なお金の話などの会話ができたので満足度は高かったです

Findyはエージェントでありながらマッチングサービスのような位置付けになります。エンジニアは企業と直接契約をするので間にFindyが入ることはありません。一方で請求書はFindyが発行を代理します。こういった契約のため手数料はとっていないと言われました。

ポイント
  • フルリモート・週2~3の案件が豊富
  • サポート担当者の質が高い
  • 平日夜、土日稼働の案件もある

ITプロパートナーズ | フルリモート・週2-3案件といえばここ!

ITプロパートナーズ

運営会社株式会社Hajimari
案件数
手数料非公開
対象地域首都圏
メリット・リモート案件・週2〜3日案件が豊富
・エンド直請けの高単価案件が豊富
・スタートアップやベンチャー企業の案件が豊富
デメリット・手数料は非公開
・地方の案件は少ない

ITプロパートナーズ も週2〜3日、フルリモート可能な案件が豊富で、副業案件用のエージェントしても利用価値が高いサービスです。ブロックチェーンなどWEB3関連の案件の取り扱いもあり、新しい技術に挑戦したいエンジニアからの人気が高いです。

週2、3日から参画できる案件数は業界でもトップクラス。ほとんどがフルリモート案件です。ITプロパートナーズはエンド直の案件がメインなので高単価な案件が多いです。

あじ
あじ

私も登録していますが、担当者の方がまめに連絡をくれて、現在の案件の状況などを確認してくれます。スタートアップ案件が豊富で聞いているだけで面白そうな開発技術を採用している企業さんの紹介が多い印象。Findyとおなじく週2-3案件は競争率も高いのでスキルシート・ポートフォリオを充実させ自分をアピールしておくといいです。

副業案件がトップクラスといえどFindyと同じく週2、3案件は競争率は非常に高いです。平日日中働ける方が優先されたり、週2の案件は少なかったりと、メイン案件を既にとっている人からすればやはり好都合な案件をとるのは大変です。メイン案件を少しでも融通がつくように調整したり、自分から担当者にアクションをとるなど積極的な姿勢をとっていくようにしましょう。

ポイント
  • エンド直の案件が多く高単価
  • 週2〜3日OK、フルリモートの案件がほとんど
  • スタートアップならではの面白い技術案件が豊富

現役エンジニアが教えるエージェント選びの注意点

エージェントの信頼性をよく確認すること

上で紹介したエージェントの場合は数多くの実績があり問題はありませんが、数あるエージェントの中でもぼったくりのような手数料を取る悪質なエージェントもあります。自分が思っていた金額より少なく振り込まれたり、最悪振り込まれずに音信不通になることも考えられます。実際に知人が利用したことがある、信頼できるエンジニアが紹介しているなど信頼できるエージェントかどうかきちんと見極めましょう。

手数料などの費用をよく確認すること

エージェントを使う以上、仲介手数料はかかります。手数料の平均は10~20%と言われています。

手数料が単価から引かれて提示されている場合が多いですし、提示額からさらに引かれる場合もあります。エージェントが営業を代行してくれている費用であり、面談などのサポート・福利厚生費などのサービス費用なので適切な手数料は払うべきですが、「適切かどうか」をきちんと見極めましょう。

  • 面談時に案件の手数料を確認すること
  • 提示された金額は消費税込みなのか・別なのか
  • 単価の振込はいつなのか・残業した場合の扱いはどうなるか

金銭的なことは聞きにくいですが、ちゃんと確認してから紹介を受けるようにしましょう。

業務未経験ではほぼ案件はとれない

「業務未経験でもOK」と書かれていることが多いですが、実際面談を受けようとすると断られたり案件がすごく少ないというケースが多いです。業務未経験の場合はエージェントではなくクラウドワークスなどで実績を積んでポートフォリオを作成しておいたり、フリーランスではなくSESなど未経験OKの会社に入社して経験を積むことをおすすめします。

私自身は未経験からSESで2年半勤務してから独立しました。最低1年程度は実務経験を積んでから利用するようにしましょう。

リファラル案件獲得のため繋がりを作っておくこと

エージェントを活用すると面倒な営業や手続きをエージェントが代行してくれるメリットはありますが、やはり手数料分手取り額は低くなります。エージェントだけではなく、知人や仲間との繋がりから信頼できる案件がとれるように繋がりを作っていくように意識しておきましょう。

私自身もPMをしている知り合いから今の案件を紹介してもらいクライアントと直契約をしています。信頼できる会社であれば支払いの滞りなども起きにくいですし、クライアントの担当者に直接単価交渉することができます。自分の仕事をよくわかっている人に直接評価してもらうのはとてもいい機会です。

  • 普段から仕事仲間との交流を大切にする
  • 案件を探していること・自分の興味のある技術について伝えておく
  • セミナーなど新しいフリーランス仲間との出会いの場所に参加する

など普段から繋がりを意識して仕事していきましょう。

まとめ

この記事ではITエンジニアにおすすめのフリーランス専門エージェントを紹介しました。

ほぼ全てのフリーランスエンジニアが利用しているエージェント、独立したらエージェントから案件をとることが第一選択になります。コネや繋がりがなくても独立して大丈夫です。面倒な営業はエージェントにまかせて開発に専念して技術力をUpしていきましょう。

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私がITエンジニアになったのは30歳を過ぎた頃です。大学は文学部卒、新卒で銀行の営業職というバリバリの文系の私が、ITエンジニアに転職、今では独立してそれなりに活躍できるまで、どんな経緯があったのか。これからエンジニアを ... ]]>

私がITエンジニアになったのは30歳を過ぎた頃です。大学は文学部卒、新卒で銀行の営業職というバリバリの文系の私が、ITエンジニアに転職、今では独立してそれなりに活躍できるまで、どんな経緯があったのか。これからエンジニアを目指す方へ向けて書いていきたいと思います。

では始めましょう。

異業種転職を繰り返す日々

大学では「文学部文学科英米文学専修」というTHE・文系出身の私は大学を卒業後、

  • 「説明会の雰囲気よかった」という理由の第一希望の銀行に入行するも、営業の仕事が合わな過ぎて1年半で辞める
  • 「私は英語に興味あったんだから海外だー!!」と語学教師を試みるも給料が低くすぎて挫折
  • また金融業界(今度は事務)に戻るも、仕事にやりがいを感じられず…
  • その当時興味のあった美容医療関係の仕事に興味をもち急に医療事務に転職する
  • 医者でもない自分ができることに限界を感じ、将来性も無い仕事に不安を感じてくる

といった状況でなかなかの大胆な異業種転職を経験しています。最長でいた会社は2年2ヶ月。最初の銀行を辞める時はかなり勇気がいりましたね。結構長く努めるつもりで入っているので。母にも反対されましたが、その後は興味の向くまま転々と渡り歩くのも板についてきて「辞めること」「始めること」「歳下の上司」の抵抗感はかなり少ない方でした。

職業ジプシー・ある本とある日のひらめき

仕事を初めては悩み、次の仕事について考えて…ということを繰り返していたので内省する機会がとても多かったです。自己分析・性格診断など自己肯定感についての本を読み漁っていたのもこのころです。「自分の性格はどんなもの」「どんな仕事が合うのか」ヒントを探していた感じです。そんな中で特にお気に入りの本がありました。

有名な「ストレングスファインダー」です。

その名の通り、自分の強みを見つけよう、それを伸ばしていこうという趣旨の本で、本の購入者は診断テストが受けられて自分の強みを5つ知ることができます。強みというのは自身の資質(性格)です。ある資質が一般よりも顕著であればそれがあなたの強みです。

またこの本の冒頭に、適職を見つけるヒントとしてこんなことが書かれています。

  • 自分の資質にあったものを伸ばすべき
  • その技術を習得するのが早いのならば、その分野を追求すべき
  • いつまたこれができるかと未来のことを考えているなら愉しんでいる証拠

今までは「大手だから」「大学の流れ」「好きだから」「興味があるから」という理由で仕事を選んできたので、こんなふうに自分に資質があり得意である仕事をするという考えは今まで持ったことがありませんでした。と同時にそんな仕事が自分にも見つかればいいなという期待が持てました。

さて、そんな中、ある日(ほんとうになんでもない1日の夜)、たまたま見かけた性格診断をやったときに「あなたの適職はこれ!」というの、よくありますよね。その中にあった「プログラマ」という職業が目についた時になにかが降りてきました(笑)。散々内省していた中で自分の性格・行動パターンを出してみると

  • 効率的であることにこだわりをもつ
  • 当たり前であることに疑問を持つ
  • グループより一人作業が好き
  • 煩雑で地味な作業が嫌い。紙(プリント・FAX)が嫌い

みたいな特徴があったことから「プログラマのような物事を効率化・自動化するような仕事ってもしかしたら自分に向いているのかも..」と思ったんです。閃いた!!という感じであの時はすごくスピリチュアルな感覚がありました。

そんなこんなでなんでもない性格診断テストと自己分析から「プログラマ」が導き出されてこの道を進んでいくことになりました。

ちなみに今でもストレングスファインダーは大好きで特にこの冒頭の部分はよく読んでいます。なにかを始めようとする時、タスクを受ける時、選択を迫られたとき、それが自分にとって「得意なことなのか」「苦手なことなのか」を考えます。後者であれば基本的にやりません。苦手を克服するよりも得意を伸ばしていくことに注力するようにしています。

転職するまでにやったこと

そんなひらめきから出会ったプログラマという仕事。といっても当時プログラミングの経験が皆無どころか、ゲームもSNSもしない、パソコンも履歴書を書くのに使うくらいで基本スマホのみ、エクセルもSUM計算がやっと、というプログラマとは本当にほど遠い生活をしていました。

ということで、さすがにすぐ転職!!とはならなかったんですね。当時の医療事務の仕事もそこまで嫌いではなかったので仕事は続けながらプログラマの勉強してみて適性がありそうなら考えてみよう!ということにしました。実際にやったことは以下の通りです。

転職するまでに勉強したこと(約半年)
  • Excel・VBA(本を2冊)
  • JavaScript(本を2冊)
  • Python(本を1冊)
  • Progate(HTML, CSS, JS, Pythonあたり)
  • Django Girls(チュートリアル・ちょっとアレンジ)

Excel

当時プログラミングぽいこと== Excelという計算式がありました。いろいろ機能があることは知っていたんですが、SUM計算しかできない負い目から本を一冊購入して一通りやってみました。統計とか、グラフとか触ったことのない機能でも説明通りにやれば大抵できました。

マクロ・VBAもこの本で少しやりましたね。この時の感覚としては「難しいと思うけれどもまあ続けられる。ソースコードが一通りできあがるとなんかかっこよくていいな!」というポジティブな感想でした。事務の仕事の合間にマクロを書いてみたりして遊んでましたね。

ちなみにExcelやVBAについてこの本で学んだことは今完全に忘れています(笑)。やはりやり続けないと忘れます。私は今でもSUM計算しかできません。でも大丈夫、プログラマになればExcelを触ることはほぼないので忘れても何も困りません。

ちなみに、WordやExcelに特化したエンジニアもいます。以前のプロジェクトでWordアドインの開発をその方と一緒にやったことがあります。彼はVBAが得意でMicrosoftのアプリを操作するOffice.jsというもので開発もされていました。好きな人は好きでしょうからこっちの道を進むのもありですね。

Javascript

VBAをちょっと触ったので似ているところへ…ということでJavascriptにたどり着きます。さて、正直Javascriptはあまり好きにはなれませんでした。たぶんちょっと堅苦しい本を買ってしまったというのもあるし、ソースコードをみると一つ一つが非常に長い….

var someID = Document.getElementById('id')

なぜIDをとるのにDocument.getElementById という長いコードをかかなくてはいけないのか、もっとスマートに書けないのか、と疑問に思ったことを記憶しています(実際JQueryとかVueやReactを使うのでこれをこのまま書く機会は少ないんですが)。辞書のような参考書・長くてよくわからないソースコード…ここでちょっと挫折しかけました。

さて、そんな挫折しかけたJavascriptですが、実際エンジニアとして働いてみると全てのタイプのエンジニアにとって重要な言語だと思います。WEBのエンジニアはフロント(見た目を作る人)、バックエンド(裏側を作る人)にざっくり分かれますが、JSはどちらでも使う機会があります。また、モダンな開発でよく使われるTypeScriptという言語もJSが元に作られているので、基本的なJSの文法は必要になってきます。個人的に初心者エンジニアがまず抑えておくべき言語No.1です

Python

JSのせいで挫折しかけている勉強でしたが、気分転換に他の言語を、と思ってみつけたのがPythonです。当時買った本がこちら。

この本は本当に良書です。この本、Pythonを学ぶ方以外でも、全ての独学でITエンジニアを目指す人にぜひ読んでいただきたいとてもおすすめの本です。技術書兼自己啓発書という感じです。よく外国の方の著書の本である著名人や偉人の引用があるじゃないですか。この本にも著名なエンジニアの方の引用が多く載っていて、勉強中に励まされました。

プログラミングのスキルを上達させるには、毎日勉強すべきです。スキルが上達しない唯一の原因は継続して練習しないことにあります。

プログラミングを学ぶのに数学が得意である必要はありませんが、プログラミングを学ぶ努力は必要です。

最初に良い方法で実装しよう

もし、会社の経営者が自分たちが何をやっているのかわかっていなかったり、あなたが恥じるような質の悪いソフトウェアを出してしまったと感じるなら、その組織をさるべきだ

独学で勉強することは間違っていないんだ、数学が得意じゃなくていいんだと思えました。

また、仕事の取り方についてのアドバイスも非常に参考になりました。
独学で勉強を始めたにせよ、一体どうやって仕事にありつけるのか、未経験で採用してくれる企業はあるのか、という不安は常にありましたが、この本にはそういった独学者の道標になるような具体的な手順が載っていました。

・勉強で得た知識をもとに簡単なシステムを作り、Githubにアップする
・オープンソースプロジェクトに参加してみる
・SNSを利用して、学習や成果物を共有する
・オンラインコミュニティに参加して情報を得たり繋がりを作る

こういう技術以外の具体的な仕事のTipsが書かれている本は貴重でした。この本のおかげで「これからこういった勉強をしていけばいいのか」「仕事を得るためにシステムを一つ作っておこう」という明確な目標を持ち具体的なNextアクションに移ることができました

Progate

さて、ここにきてようやくオンラインで勉強します。「なんでこの人はわざわざ本で勉強してるんだろう..」と思ったことでしょう。そのくらいパソコンと縁のないTHE文系人だったからです。

散々書籍での勉強を紹介してきましたが、最短コースで独学からエンジニアを目指すのならば、Progateをはじめとするオンライン学習プラットフォームで勉強を始めることを強くお勧めします。Excelなんてやらないでくださいね(笑)

https://prog-8.com/

Progateは有名なオンラインプログラミング学習プラットフォームです。非常にわかりやすく使いやすく、数十のプログラミング言語から好きなものを選べ、初心者の方が段階的にレベルを上げながら学べるようになっています。またここでの学習は全てこのプラットフォーム上で完結するので、自分のPCに何かをインストールする必要はありません。

これまで勉強したPythonとJavascriptをProgateでも学び始めました。無料でできる範囲が終わると1ヶ月だけ有料会員(月1,000円ほど)になり、全てのプログラムを終了しました。

ここまでの感想としてはPythonの本に出会えたことでプログラミングに対して前向きな感情がありました。仕事の取り方、今後の可能性、文系でも未経験でも問題なさそうなことを知れたのが大きかったです。Progateもとくに難易度が高いとは思わずに順調に進めたのである程度の適性は感じられました。

Django Girls

さて、いよいよ実戦ぽいところへ入っていきます。本やProgateの学習では言語の文法や、サービスの特定の機能について切り取ったものを学習する、という感じでしたがそれでは実際の仕事のイメージが掴めませんよね。「なにか動くものを一人で作ってみる。それを公開する」というのができるのがDjango Girlsです。

https://tutorial.djangogirls.org/ja/

Django(ジャンゴ)はPythonのフレームワークです。フレームワークはシステムを作るときのパッケージみたいなもので、ある程度システムの構成、基本的な便利ツールがまとめられたものです。材料や型、レシピ入りのチョコレートケーキキットみたいな感じです。一つ一つ材料を揃えるより、キットで作る方が便利なので、実際の現場でもDjangoや他のフレームワークを使ってPythonでWEBシステムを開発しています。

このDjangoGirlsチュートリアルは自分のPCに開発環境をセットアップすることころから、インターネットに作ったものを公開するという全ての工程を細かく記載してくれているので、1週間程度でシステム開発のノウハウが学べるようになります。

私はチュートリアルにそって一通り進めた後、Djangoを使って予約システムもどきを作ってみました。この工程が実際の開発と一番近いです。作りたいものがあって説明をみながら、アレンジも加えながら作る。もちろんチュートリアルではみなかった謎のエラーに悩まされて、たくさん検索して、資料を読んで、やりたいことができなくて、動かなくて本当に辛い…が待っています。私自身もかなりてこづりましたし途中投げ出したくなりました。そもそも終わりがないので、どこまでやるかという問題もありますしね。

ただしこれがエンジニアの仕事そのものです。ひたすら「問題にぶつかって調べて解決して」を毎日繰り返しています。この工程でどれだけ耐久できるか、少しでも問題解決の面白さを感じるか、新しいことへの勉強意欲があるか、エラーから何を学ぶか、ということがエンジニアとして働く上での大切な資質です。

未経験でSESに転職

そんなこんなで医療事務を続けながら休みの日にプログラミングをする日々を半年ほと続けていたところ、仕事を辞めるきっかけができたので、本格的に転職をすることに決めました。

改めて未経験のITエンジニアの転職についてネットで調べまくります。いくつかのサイトから得た情報によると..

  • 未経験の採用は年齢制限をかけていることが多い(30歳までなど)
  • 未経験の場合、年収が新卒並み(300~400万円程度)
  • 未経験者OKとしているのは企業はおそらくベンチャー(SESです)
  • 大手企業では未経験は第二新卒(~25歳くらい)までが限度
  • Pythonの仕事が少ない(Java、PHPが多かった印象)
  • 仕事内容が色々ありすぎてよくわからない

調べた結果「30歳未経験でも応募できる会社はいくつかありそうだけれど、大手企業ではないし、名前も知らない会社。給料は新卒並みに下がるだろう。自分が興味があるPythonで開発ができるかはわからない」ということがわかりました。

う〜ん、改めて現実を見たというか、やっぱ結構難しいのかな〜と落ち込みました。

この時点で私の中で2つ案がありました。

  1. 30歳未経験正社員で採用してくれそうな企業に応募する
  2. IT企業に経験のある営業事務として入り、時を見てエンジニアに配置希望を出す

これまで大手企業だけで働いてきたわけではありませんが、聞いた事もないIT企業への転職が未知すぎて不安がありました。ただ何はともあれ経験を作るために入れそうなところに入るのはいいかなとも思いました。

給料が下がることに関しては、未経験であれば仕方がないと思ったのでそこまで気にしなかったです。1,2年経験を積んだ後、転職して年収を上げればいいと思ってました。近くに家族が住んでいたので、一旦実家に戻れば少ない給料でもなんとかなる、というのが大きかったです。

②の遠回りルートについては、これは完全にひよっていただけです(笑)「まだ無理なんじゃないか」とか「それなりの規模の会社じゃないと」みたいな気持ちがあって安全な道も考えてました。

どうしようか、と思いつつも退職日が迫ってきているので、有名な転職エージェントに登録します(Dodaとかマイナビ)。そこにUpした履歴書にはもちろんこれまで独学で勉強してきたことや、GitHubのリンクを載せるなどアピールできることはしました。

そして数日後、面接は意外とすんなり決まりました。転職エージェントにスカウト機能みたいなものがあり、ITベンチャー企業から連絡が何件か入っていたんです。そこで2社面接を進めてもらい、そのうちの1社に入社することになりました。会社はいわゆるSESで、100名規模の会社でした。SESについてはまた詳しく記事にする予定です。

これからエンジニアを目指す人へ伝えたいこと

私のように遠回りをする必要はありません。本やExcelはいらないのでProgateからぜひ始めてみてください。Progateが終わったら好きな言語を1つ選んでネットで適当なチュートリアルを探してやってみる。その後ちょっとアレンジしたものを作ってネットに公開する、というところまでやってみましょう

適性がある人なら苦労しつつも最後までできるはずです。エンジニアとして転職して活躍できる可能性が高いです。逆にできなければエンジニアの適性はないかもしれませんし、たまたま言語と相性が悪かったのかもしれませんし、コンディションの問題だったかもしれません。いずれにしろ、「向いているか」「向いていないか」がこれでわかると思うのでまずは初めてみましょう。

  • 私は30歳でしたがそれより年上の方でも全然チャンスはあります
  • 未経験会社員が難しくても、スキルさえあれば独立してクラウドワークスなどで案件をとるのもいいです
  • 私はPCからほど遠い生活でしたがそれでも適性がありました
  • 数学が得意かどうかはあまり関係ありません
  • 実際仕事をする上では常に技術の勉強・勉強なので勉強する癖があるかどうかは重要です

まとめ

30代未経験からのエンジニア転職、でしたがいかがだったでしょうか。これからエンジニアを目指す人にとって一つでもヒントになるようなことがあれば嬉しいです。

私は、転職にいたるまで誰かに相談したり、プログラミング学校に通ったりということはしませんでした。お金がなかったのでスクールに通えなかったし、周りにエンジニアもいなかったからです。人によってはコミュニティーに入って相談しながら進めたりする方が継続できるということもあると思います。ひとつの独学転職のケースとして参考にしてみてください。

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