こんにちは。フリーランスITエンジニア2年目のアジです。
ITエンジニアとして活動している人は、情報技術全般のスキルや知識を駆使しながら、ネットワーク、ソフトウェアなどにおける開発、システム設計、保守などを担っていることと思いますが
・ITエンジニアにおすすめの副業はあるか?
・ITエンジニアの知識を活かせる副業はないか?
このように「別のこともやりたい」「もっと収入を増やしたい」と思っている方はいませんか?
1つの職場のみで働き、そこからの収入だけで生活するには厳しい世の中となっており、複数の企業やクライアントから収入を得られる環境を作っていくことが大切になっています。
それに伴い、よく耳にする言葉が「副業」であり、最近では副業に関する話題がニュースをはじめとした様々なメディアでも紹介されています。
「自分の強みを活かせる副業はあるのか?」「休日の空いた時間でもう少し稼ぎたい」と考えている方は多いと思いますし、副業をするのが当たり前の時代・自分の力で収入を増やす時代になりつつあります。
こちらの記事では、ITエンジニアとして活躍している人におすすめできる副業を紹介しています。
さっそくおすすめの副業をチェックしていきましょう!
- ITエンジニアにおすすめの副業(メリット・デメリット)
- それぞれの副業の平均単価
- ITエンジニア未経験から副業で稼ぐ方法
【ITエンジニア必見 おすすめ副業】
ITエンジニアにおすすめかつ人気の副業として、以下の4つをメリットデメリットも含めながら紹介します。
- Webサイト制作・運営(保守)
- アプリ・システム開発
- Webライティング
- IT技術の講師
Webサイト制作・運営(保守)
Webサイト制作は、新たにサイトを作ることや既存のサイトをリニューアルすることを指し、サイト運営はそれらのサイトを運用・保守することを指します。
制作から運営に至るまで「Webディレクター」「Webデザイナー」「プログラマー」というように、ITエンジニアの職種の中でも得意とする分野が細かく分かれていますので、まずは自分の得意分野にチャレンジすると取り組みやすいと思います。
Web制作の案件を探している方は、クラウドソーシングやフリーランス専門エージェントの「ITプロパートナーズ」を活用してみましょう。リモートワークができるかつ週2日から取り組めます。
メリット
➀副業として始めやすい
ITエンジニアを本業としているのであれば、日頃からシステム開発やWebサイト構築などに携わる機会が他の業種に比べて多いと思います。
専門知識を要する副業であることから、経験者は優遇されるため、案件も獲得しやすいでしょう。
そのため、本業の知識をそのまま活かして、Webサイト制作や運営にあたれるので、空いた時間で効率よく取り組むことができるでしょう。
➁本業との両立がしやすい
先述したように、Webサイト制作や運営を行っている方にとっては、専門分野であることから本業の延長としてWebサイト制作・運営の副業をすることもでき、全く新しい分野に飛び込むよりもやりやすいのではないでしょうか。
また、副業でのクライアントとのやり取りを通して人脈が広がることで、本業に関わる案件でも繋がるようになり、上司からの評価・キャリアアップに繋がりやすくもなるでしょう。
デメリット
➀小さな案件が少ない
サイト制作・運営は、各案件の単価が比較的高いこともあり、単価が高い分の大変さや作業量の多さを気にすると、積極的に多くの案件をこなすのは難しいかもしれません。
大きなリニューアル案件では、デザインの見直しやサイト記事のリライトなど、より多くの作業が必要となるでしょう。
②企業やクライアントの不安定性
Webサイト制作・運営は、企業やクライアントからの注文に依存しているため、案件の数など時期によって不安定な場合があります。
また、制作した納品物やサイト運営に対して、クライアントからの要望にうまく応えられないと、リピートしてもらえない可能性もあり、プレッシャーも感じるでしょう。
アプリ・システム開発
アプリやシステム開発は、企業から案件を受託する場合と自分で開発するパターンがあり、高単価の案件が多いです。クラウドソーシングで案件を探したり、企業に営業メールを送ってみたりするなど案件の取り方も多種多様です。
その分、しっかりとした実務経験が必要になるため、最低でも3年以上はそれぞれの分野で経験を積んでいきましょう。
また、アプリコンペティションに参加して、自分の開発したアプリで賞金を狙い、実績を積むというのも面白いかもしれませんね。
アプリ開発の案件を探している方は、フリーランス専門エージェントの「レバテックフリーランス」を確認してみましょう。こちらもリモートワークができるかつ週2日から取り組めます。
メリット
➀スキルアップ
副業としてアプリ・システム開発を行うことで、業務上の仕事の幅を超えた、より広く多くの経験を積むことができるため、本業でのスキルアップにも繋がります。
②自分のアイディアが実現できる
「こういうアプリを作りたい」「こんなシステムを実装して業務効率化を図りたい」など、自分が考えたアイデアを形にすることができ、自己実現にも繋がることがあります。
デメリット
①知識やスキルの不足
案件に応じた知識やスキルが必要になるため、同じ業種(ITエンジニア)だとしても、本業で取り組んでいる内容と大きく異なる場合には、苦労するかもしれません。そのため、自分の知識やスキルが不足している場合、副業を行うことが難しいことがあります。
②責任やストレス
副業としてアプリ・システム開発を行う場合、自分が作ったものが正常に動かない場合や、納期に遅れが出た場合など、責任やストレスを感じることがあるでしょう。
Webライティング
ITエンジニアとしてWebライティングを行う場合「テクニカルライター」として活躍することができるでしょう。
技術的な専門用語などの文章が飛び交う内容が多いため、高単価で募集していることが多く、ITエンジニアとしての知識やスキルを活かせる場所となっています。
例えば、IT技術系のガイドライン文書の作成、ブログ記事執筆など、様々な形式で案件が展開されているため、幅広い選択肢があります。
Webライティングの案件を探している方は、クラウドソーシングサービス「クラウドワークス」や「ランサーズ」を活用しましょう。
メリット
➀自由な時間にできる
Webライティングは、場所や時間に縛られずにできる仕事です。そのため、自分の空いた時間に仕事をすることができ、本業との両立がしやすいです。
➁知識や興味のある分野に詳しくなれる
ITエンジニアの方は、技術系の専門知識をWebライティングの案件に活かすことができます。
その他にも様々なジャンルや分野に関する記事を書くことができるため、自分が興味を持っている分野にも視野を広げ、専門知識と掛け合わせると高単価に繋がりやすいです。
様々な案件に取り組んで、各分野に詳しいオールラウンダーになりましょう。
デメリット
➀オリジナリティ・クオリティの維持
Webライティングは、どの分野においてもオリジナリティのある記事であり、高品質なクオリティを提供することが求められます。しかし、他のライターと同じジャンルについて書かなければならない場合もあるため、オリジナリティを維持することが難しいことがあります。
専門知識を組み合わせることで、個々のオリジナリティをより引き出せるでしょう。
➁納期がある
Webライティングは、企業やクライアントの技術的な要望に加え「〇日までに提出してほしい」という期限が決められることがほとんどです。
隙間時間に取り組むことができる点では非常に良いですが、納期を意識しながら副業で行うと考えると、品質の維持と納期に対するプレッシャーを感じることがあるかもしれません。
IT技術の講師
ITエンジニアとしてのスキルや知識を活かし、プログラミングやシステム開発などの技術を教える講師として、オンライン講座やオフライン講座など、様々な形式で講師をすることができます。
企業の人材育成研修の講師としてエンジニアスキル講座を開催するというパターンも考えられますね。
また、IT技術の講師の案件を探している方は「ココナラ」などのマッチングサイトに登録して受講希望者とマッチングできる状態にプロフィールなどを作成しておくことが大切です。
塾講師と同等のイメージですので、1コマ〇円や時給〇円という報酬になりますので、気になる方はぜひアクセスしてみましょう。
メリット
➀社会的な貢献に携われる
これから就職・スキルアップをしたい人の直接的な支援ができるため、
「IT技術を教える」→「質の高い人材育成を提供」→「キャリアアップへ繋げる」
という形で、就職支援をはじめとした、これからの時代に欠かせないIT技術の普及もでき、社会に良い影響を与えていくでしょう。
➁知識レベルの向上
講師として、最新の技術やトレンドを学びながら、それを伝えることで自分自身の知識やスキルを高めることができます。
また、教えた内容に対する相手からの質問や疑問に答えることで、知識の理解度を深めることもできるため、本業へのキャリアアップにも繋がるでしょう。
デメリット
➀資料作成などに時間がかかる
講師として教えるためには、毎回の授業に向けた準備や教材作成に時間がかかる可能性があるでしょう。
特に、初めて講師をする・新しい分野を教える場合などには、詳しい知識や資料の収集などが必要になるため、想像以上の時間を要することが考えられます。
➁受講者の習熟度に応じた対処が必要
受講者の知識レベルは各々違い、必ずしも同等ではないため、理解度にも差が生じます。同じ部分に何度も躓く人・どんどん知りたいことを質問してくる人など多種多様です。
そのため、それぞれの習熟度に合わせて対応する必要性があり、ストレスに繋がることもあるでしょう。
【ITエンジニアが行う副業の平均単価】
次に、先述した副業について、ITエンジニアとして働いている人が副業を行う際の平均単価について紹介していきます。
職種 | 単価 | 事例 |
Webサイト制作 | 100,000~300,000円/本 | サイト全体のデザイン設計 コーディング等含む |
Webサイト運営・保守 | 10,000~20,000円/月 | ドメイン、サーバーの管理 CMSのバージョンアップなど |
アプリ開発 | 新規開発300,000円~/本 追加開発10,000~50,000円/本 | 企業からの受託開発 既存アプリの機能追加など |
システム開発 | 400,000~1,000,000円/本 | 従業員の勤怠管理システム 顧客管理システム作成など |
Webライティング | 1~3円/文字 | 技術的ツール、プログラミング に関する記事執筆など |
IT技術の講師 | 10,000~20,000円/時 | パソコンスクールの講師 エンジニアスキル講座など |
どの職種においても、ITエンジニアとしてスキルを持ち合わせているといずれも高単価であり、副収入として考えると非常に夢がありますよね。
実際に、企業やクライアントに応募・単価交渉する場合には、
●あなたの強み
●企業側があなたに頼むメリット
●実績やスキルの提示
などもしっかり伝えると、案件の獲得率は向上するでしょう。
また、副業での実績(ポートフォリオ)がないと、高単価な案件を受けられない場合もあるため、まずは実績作りとして、少々単価が低くてもどんどんチャレンジすると、単価アップ・スキルアップに繋がりますよ。
【ITエンジニアが副業を行うメリット・デメリット】
メリット
ITエンジニアとしての知識やスキルが生かせる
本業を通して培ってきた経験値、知識を活かした副業を行うことで、よりスムーズに高品質な商品をクライアントへ提供できるでしょう。
また、本業では扱ったことのないWebサイトの種類や難易度の高い仕事でも、知識を掛け合わせたり、改めて勉強したりすることで、新たなスキルアップに繋がっていきます。
収入の増加
副業に取り組むうえで、1番に求めているのが収入のアップではないでしょうか。
技術的スキルを提供できるITエンジニアは、比較的高単価の案件の募集が多いため、収入アップの可能性が非常に高いです。
デメリット
プライベートの時間が削られる
副業には時間や精神力を使うことになるため、本業の仕事の疲れを癒す時間の確保が難しくなります。本業に影響が出ないよう、少しずつ案件などに取り組んでいくとよいでしょう。
本業との両立が難しい
本業が忙しいと、副業で請けていたWebサイト制作などに十分な時間を割くことができなくなる恐れもあり、品質低下やクライアントとの連絡がおろそかになる可能性も出てきます。
副業として取り組んでいくのであれば、両立できるように時間管理能力も身に着けていく必要もあるでしょう。
【ITエンジニア未経験からでも副業で稼いでいく方法】
ITエンジニアは、IoT技術の発展やDX事業の拡大、クラウドサービスが充実していく中で今後ますます需要が高まる業種と言われています。
ちなみに、厚生労働省が公表しているITエンジニアの平均年収は約550万円であり、IT業界全体での平均が約450万円なので秀でており「ITエンジニアになりたい」「ITエンジニアのような副業にチャレンジしたい」という方もいるのではないでしょうか。
そこで、ITエンジニア未経験からでも副業で稼いでいく方法として、以下の順序※で取り組むと、安定かつ高単価の案件を獲得しやすくなるでしょう。
※実務経験を含む案件を考えない場合
IT業界のスクールに通い、スキルを磨く
ITスキルや知識を学べるスクールに通うことで、経験豊富な専門の講師により、基礎から応用まで深く理解することができます。
初心者・経験者問わず、プログラミングや最新技術の基本的な考え方や手順を学ぶことで、独学で学ぶよりも早く、スキルアップできることでしょう。
ITエンジニアのスクールとしておすすめなのは、プログラミングスクール「DMM WEBCANP」です。厚労省認定のスクールであり、最短12週間のカリキュラムにより、スキルを習得していくことができますので、気になる方はチェックしてみましょう。
副業案件に応募して実績を積んでいく
クラウドソーシングサービス「クラウドワークス」や「ランサーズ」、フリーランス専門エージェントの「レバテックフリーランス」や「ITプロパートナーズ」を活用して、スクールで学んだスキルや知識を実践していきましょう。
最初は誰しもが不安に感じますが、実際に取り組むことで企業やクライアントからフィードバックをもらえ、スキルアップに繋がるだけでなく、実績を積むことで副業におけるポートフォリオを構築できるため、積極的に案件獲得に向けて応募していきましょう。
また、「実務経験を含んだ副業案件に取り組んでいきたい」「副業で高単価の案件をこなしたい」という方は、IT業界に転職して実務経験を積む過程を踏むと、より多くの案件に応募・受注できるようになるでしょう。
まとめ
今回は、ITエンジニアにおすすめの副業について紹介しました。
ITエンジニアの強みを活かせば、ITスキルをはじめ、様々な副業にチャレンジすることが可能です。
新しく取り組む副業の案件などの慣れていない仕事にも、ITエンジニアを通して得た豊富な知識やスキル、問題解決能力を掛け合わせることで、自信を持って取り組んでいけるでしょう。
ITエンジニアの方で「副業するか迷っている」「やってみたいけどできるか不安」という方もいるかもしれませんが、いざ挑戦してみると試行錯誤しながらもこなせてしまうものです♪
今回の記事を参考に、気になる副業には積極的にチャレンジして、仕事・活動の幅を広げていきましょう!